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顧問税理士の変更①~顧問変更のメリット・デメリット~

こんにちは、新陽税理士事務所の吉田です。

顧問税理士の変更することは社長様にとって大きな決断だと思います。

税務顧問変更のメリットを書いていきます。

顧問変更のメリット

複数税理士の意見が聞ける

会社の税務処理については、「税法」で決められていますので、基本的には誰がやっても処理は同じになります。

というのは建前で、税理士で微妙に違いますし、ある項目では大幅に違う場合もあります。

例えば、風邪の症状で2人の医者に診てもらったとして、処方される薬は微妙に違うはずです。

更には、例えば胃潰瘍や腫瘍などの大病と区分される病気では、薬の違いはもとより、外科的治療・内科的治療など大きな診療方針から違いが出ます。

税理士も同じで税法の扱いや経営に対するアドバイス、そのアドバイスに対する熱の入り方、説明のわかりやすさ、それぞれなのです。

別の税理士に見てもらうというのは、主治医を変えることと同じで、その税理士事務所の考え方により顧問方針が違ってくるのは当然なのです。

社長にとっても、まるで違った見方ができるかも知れません。

ゼロベースから物事を考えてくれる

税理士との顧問契約は下手したら一生涯になることもあります。

良い意味でも悪い意味でも付き合いが長いとなぁなぁになってくる部分は否めません。

税理士を変えると、その税理士は真っ白いキャンバス(税理士の頭の中です)に関与先の情報を好きなように書き留めます。

社長のできること、やりたいこと、財務内容をどうしたいか、どのような会社にしたいか、予備知識なく受け止めます。

予備知識が無い分、余計なことを考えず、社長の希望に沿った考え方ができます。

 

顧問変更のデメリット(顧問を変える前に確認しておきたい点)

顧問変更にはデメリットもつきものです。

顧問変更をするまえに絶対に確認された方が良い事項を記載します。

会計ソフト、勘定科目の変更

会計ソフトや標準的な勘定科目については、その税理士事務所によって違います。

弊所でも例えば自動車税は車両費に入れていますが、事務所によっては租税公課に入れることもあります。(私は車関係の費用は車両費の方が見やすいと思っているので、車の保険料なども車両費にしています。)

社長の納得できる理由があり、変更するメリットがあるのであれば良いのですが、そうでなければ以前の会計処理を踏襲してくれるようお願いするべきです。

グレーゾーンの取り扱い

「今までの税理士さんはこれで通っていた。」

という話は良く聞きます。

税法にからんだことなので、私も「前の税理士さんがこうでも、私たちはこう考えます」という部分はあります。

結局申告書に署名するのは税理士なので、税理士と社長の双方が納得できる範囲でないと、決算申告書は作成できないことになります。

「私(社長)が責任をとるからこれでやってくれ」

と仰る方もいると思いますが、やはり税理士という職業上できることとできないことがあります。

その辺は考え方次第なところなので、顧問前に少なくとも過去1期分の総勘定元帳を全て見てもらい、税理士に問題ないか判断してもらうと良いでしょう。

顧問してみないとわからないことを事前に確認

具体的には顧問をしてもらわないとわからないことが多いです。

後々トラブルにならないよう細かいことですが、確認すべきことを記載します。

・年間の面談回数は

・訪問か来所か

・決算予測、納税予測はしてくれるか

・連絡方法は電話、メール、ライン、チャット、どれに対応しているか

・月次の納品物は何か

・担当は誰か(所長か税理士か職員か)

・顧問料、決算料の値上げ(又は値下げ)基準は

・税務以外のことでも相談可能か

・顧問業務以外の業務で料金がかかるものがあるか(例、年末調整、融資資料作成、計画書作成)

・税務調査の立ち会い料などの単発料金の体系は

・顧問契約書を交わすか

その他にも疑問点があればなんでも聞いてみましょう。

まとめ

顧問税理士変更はかなり大変です。

大変なだけにメリットも多いし、逆にデメリットもあります。

デメリットをなるべく潰せるよう、確認することが大切です。