札幌の税理士なら新陽税理士事務所(吉田匡税理士事務所)。節税、経営・創業支援などお気軽にご相談ください。 | 新陽税理士事務所公式ブログ

*

節税対策は簿外資産作りと考えた方がうまくいく

       使い倒し方  

こんにちは。札幌の税理士の吉田です。

今日はお金の残る節税方法、お金の残らない節税方法についてお伝えします。

もちろん、「潤沢な資金があるのでこれ以上お金はいらない」という方もいますので、一概にお金が残る方が良いというわけでもありませんね。

基本節税するとお金が減る

節税するためには何が必要かというと、利益(所得)を減らすことです。

「利益を減らす」を分解してみると、

・売上を減らす

・経費を増やす

この2つですが、売上を減らしたいと思っている方もかなり少ないと思いますので、実質「経費を増やす」一択です。

お金の残る節税と書きましたが、お金は残らないのが現実です。

良い節税とは「簿外資産」を作ること。

簿外資産というのは、全然難しく考えなくて良いです。

決算書に書かれていない「価値」と考えればOKです。

社員に長くいてもらうこと

例えば、節税対策で決算賞与を支払ったとします。

決算賞与を支払うことで、社員のモチベーションが上がるかも知れません。収入が増えるのでこの会社で長く勤めたいと思ってくれるかも知れません。

決算書上は、賞与は経費です。節税対策です。

ただし、決算書には、「社員のモチベーション」という資産項目はありません。勤続年数の長いデキる社員だからといって、そこに課税されるはずもありません。

もちろん「決算賞与=社員のモチベーション」と絶対になるかと言われればそうではありません。きちんと社員と対話をすることが必要なんだと思います。

事業規模も、やりがいも、周りの人間関係も同じような会社なら、やはり給料の良い会社の方が嬉しいものです。

どれだけ崇高な理念を掲げても、ボランティアではないので、先立つものは絶対に必要なんです。

広告宣伝費

広告宣伝費を使うことで、将来の売上の底上げを狙いましょう。

年度が終了する前に広告をまいてしまえば、たとえ翌期に売り上げが不要が、広告費は当期の費用です。

また、ホームページなども、モノによっては一括損金算入できるので、節税になります。

広告宣伝費の正しい使い方は、「将来の売上を上げるために節税しながら先行投資しましょう。」ということなのです。

将来の売上は当期の決算書に載ってきません。立派な簿外資産です。

効果が出るかどうかわからない接待交際費に投資するよりは、回収可能性は高いかも知れませんね。

研修費など

研修費もモノによっては支出時に全額損金算入できます。

技能研修などは特に、今後の主力業務を増やす意味でも割のいい投資です。

決算書は金額でしか表示されないので、技術力を持ったスタッフは決算書上評価されませんが、必ず会社に貢献してくれるはずです。

やはり人に投資するのが良い使い道なのかも知れませんね。